Fill

Scroll

Brand Concept

非日常を
たぐる
煙

古の勇者は、大迷宮に挑む際に糸を入り口に結び、
帰りはその糸を手繰ることで脱出を果たしたという。
この煙は、世界という迷宮を抜け出す糸。
社会の荒波を越えんとす者たちへの導き。

fil【フランス語】：糸
fill【英語】：満たす
Fillは疲れ迷う魂を導く糸。明日への力を満たすもの。

古来より火は爪も牙も持たぬ人間の武器であり、
守りであり、光であり、糧であった。
火と香りの安全地帯。
たとえ文明が進んでも、本能が覚えている。

火を灯す
喜びを

Free
your
mind.

毎日歩く道は困難ばかりだ。
逃げ出すわけにもいかず、苦しい夜もある。
それでもFillの煙と香りの糸が
使う者を日常から離し、ひとときの冒険をもたらす。

糸を手繰って帰ってきたとき、
その心はまた一つ階段を登るだろう。

雨上がりの森、緑を滑る雫。
雫は土へと染み込み、何百年とゆっくりと磨かれ
やがて川へ海へと旅に出る。
それまでひと時の旅支度。

乾いた砂漠の丘を人々は往く。
舗装も標識もないが、口伝で代々語られた道。
太陽に月、星々がその営みを見守っている。
目に見えぬ『歴史』という名の道がある。