大豆は世界中で広く栽培されているマメ科の植物の一種です。日本では縄文時代から存在していたという記録が残されており、日本人にとって身近な食材です。

そんな大豆ですが、枝豆と同じ豆ということを皆さんご存じでしたでしょうか？枝豆は若い時期に収穫する大豆（未熟豆）のことで、実が成熟し茶色く乾燥した状態になったものが大豆です。

大豆には豊富なたんぱく質をはじめ、脂質、ビタミン、カルシウム、鉄などのミネラルも豊富に含まれています。その為、「畑の肉」とも呼ばれています。そして同じたんぱく質源であるお肉に比べコレステロールも少なく低カロリーで健康食材の代表格です。

大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすることから女性に多く発症する病気の予防や美肌効果もあります。男性も大豆を取ることで薄毛予防や前立腺がんの予防効果があります。

大豆はそのままより加工したほうが食べやすく消化率も高まる為、さまざまな食品に加工されてきました。豆腐、納豆、油揚げ、豆とその種類は多岐にわたっています。

実は同じ大豆でも加工方法によって栄養価は異なります。例えば、納豆や豆乳は他の加工食品に比べ葉酸が多かったり、がんもどきには他よりもカルシウムが多く含まれています。
栄養価からどの加工食品を食べるか選ぶのもおすすめです。